テディベア(くま)好きの、新米パパ、くまぱぱです。ご存知ですか、テディベアの、凄い、凄いパワーを。
かなり昔の話(20年ほど前かな)ですが、大学生時代に伊豆テディベアミュージアムに行った際に、そのテディベアと出会いました。1904年、テディベアで最も有名な企業、ドイツのシュタイフ社で製作された、『テディ・ガール』です。ロンドンのオークションで、1500万円を上回るような価格で落札されたぬいぐるみという驚きもさることながら、テディベア自体の役割に、感銘しました。
欧米では、子供が生まれるとテディベアを送り、その子の最初の友達として、また、成長の過程で常に寄り添う存在として、時には心の拠り所として存在するとのことでした。
誰しも、人に話しにくいこともあるし、一人で頑張らないといけないこともあります。そんな時に、裏切らずにずっと一緒にいてくれる、その存在自体に「良いな~」と思いました。
興味を持ったため、色々と調べると、『テディベア』のパワーについて、更に分かりました。カウンセラーが、親からの虐待などで心の扉を閉ざしてしまった子供たちにテディベアを贈り、心を開くように取り組んでいること。また、アメリカの警察では、親が逮捕されたり、交通事故に遭遇し動揺している子供たちにテディベアを渡し、落ち着くように促すこともあること。つまり、各方面で、その効果がかなり高いと認知されているのです。
テディ・ガールの元所有者、ボブ・ヘンダーソン英国陸軍大佐は、有名なテディベアコレクターで、戦場にまでテディベアを持って行ったと言われております。テディベアがどれほど大佐を支えたのか、想像に難しくありません。もともとテディベアは、女性的なものかと勝手に想像しておりましたが、性別など全く関係ないことも知りました。
テディベアミュージアムを運営する㈱サン・アロー社より、1997年にテディ・ガールの復刻版を、限定数2000体で販売するとなったため、非常に良いタイミングだと思い、自らも購入しました。この子が、記念すべき1体目のテディベアとなりました。余談ですが、これまでしっかりと働いてもらっております(笑)
これを機に、大学の卒業旅行で行ったドイツやイギリスで、テディベアを購入しました。全行程3週間に及ぶヨーロッパの移動旅でしたので、持ち運びが大変でしたが、その分愛情も沸くものです。
それ以降、ドイツの最大手企業、シュタイフ社のベアを中心に、少しづつ集めるようになりました。
仕事、家事、教育、健康、老い、介護などなど、人の生活には、喜びとともに、苦労もつきものですね。仕事で多忙を極める方々、また、それ以上に家事に専念される方々など、多くの方が日々頑張り過ぎている様に感じるのは、私だけでしょうか。
好きなことに打ち込んだり、旅行で気分転換を図ったり、ペットで癒されたり、そういったことが、とても大切です。くまぱぱからは、テディベアに触れていきますので、是非癒されてくださいね!
今回は、テディベアを好きになるきっかけになりました、テディ・ガールです。裏切らない感じが、伝わるかと思います。それでは。
テディ・ガール
『はじめまして』
下からのアップです。安定感、あります。
『よろしく!』
背中です。
当時のテディベアの特徴、背中のこぶです。
足の裏。手造りのベアです。