中国旅行のすすめ 世界遺産など観光資源が豊富、近くて食事も最高

中国

中国旅行のチェックポイント、注意点に続き、いよいよ本題のおすすめポイントについてです。魅力いっぱいですので、眺めてみてください。

  目次
    豊富な観光資源
    距離
    食事
    物価
    言語
    治安
    航空機
    ホテル

豊富な観光資源

中国の国土は、日本の約25倍と広大で、かつシルクロードを経由し、たくさんの文化を日本に伝えてきた通り、その歴史も古く、自然遺産や文化遺産が豊富です。全体で53か所(文化遺産36、自然遺産13、複合遺産4)あり、これは世界で最も遺産の多いイタリアの54か所より1か所少ないだけで、現在登録中も6か所あることから、いかに観光資源が豊富か、お分かりいただけると思います。

有名どころとして、万里の長城や故宮、秦の始皇帝陵などがありますね。また、透明度の高い湖で知られる四川の九塞溝も写真で見たことがあるかもしれません。

中国は発展途上国じゃないのと思われる方も多いかもしれませんが、それはそうなのですが、大都市の発展ぶりが半端ありません。特に沿岸部では地震も少ないと言われており、奇抜なデザインの高層タワーも多く、タワー群に足を踏み入れると、圧倒されます。旅行が終わり日本に帰国した際に、きっと日本の建物は背が低いなどと、今までとは違った感覚になるかもしれません。加えて、注目に値するのが電気バスやバイクの浸透ぶりです。日本の環境対策、ちょっと遅れていない⁉などと、考えさせられるかもしれません。

その他、国民の92%が漢民族ですが、残りは55の少数民族で構成されております。内陸部に行くと、少数民族の文化にも触れることができ、衣装や工芸品、食事などでも奥深さを感じることができます。

距離

せっかく貴重なお休みを使って旅行に行くなら、移動時間は長すぎず、現地での時間がたっぷりあったほうが良いですよね。その点、例えば東京から上海までは3時間ちょっと、時差もマイナス1時間で、現地でも帰国後も活発に動きやすく、休みを充実させるにはうってつけです。福岡からだと2時間弱ですし、驚異的に近いですね。

余談ですが、少しゆったりとしたい出張の際には、逆に仇になります。朝一で中国入りし、昼過ぎから会議、夜には接待があり、翌日も午後までみっちりで帰国なんてこともありました。東南アジア担当者などは、ほぼ1日を移動時間に使うことも多いため、近すぎて残念なんてこともあるかもしれません。中国駐在の多忙を極める管理層の方々は、日帰りの日本出張などとの話もありました。ANAやPeachなど、深夜便も登場し、より一層身近になっております。週末のみでの弾丸旅行も、全く問題ありません。是非ご検討ください。

食事

日本で生活していても、中華料理は生活の一部に溶け込んでおりますね。麺類から炒め物、火鍋やお粥、飲茶まで、非常に豊富です。中華が食べられないという方は、結構少数派ではないでしょうか。北京ダックや季節によっては上海ガニ、また、日本でもお馴染みのマーボー豆腐などもありますが、日本で食するものとは一味も二味も異なります。本場の辛さや痺れを感じるのも、旅の醍醐味ですね。

街中にラーメン店も多く、150円程度で食べられる蘭州ラーメンの牛肉麺を食べ歩いてもよいかもしれません。個人的には、カエル麺や料理もお勧めですが。料理も奥深いです。画像の料理は、川魚の煮込みですが、ピリ辛で絶品です。

物価

中国では、輸入品に高い関税がかけられているものが多いため、日本で買うよりも高くなります。でも、中国に来た旅行者が、わざわざ日本や海外の製品を探さないですよね。中国国内の物価は、やはり日本より安く、コンビニの水だと、50円程度です。中国国内で物価の高めな上海の地下鉄も4元(約60円)払えば結構移動できます。距離が離れている区間では、1時間程度乗車し7元程で、物価的には日本の半分から公共交通機関等は3割以下にもなります。

中華料理なども、日本で食べる半額程度のイメージです。一方、ちょっとした日本料理屋に行けば、日本のほうが安いといった逆転現象になります。外国人が作る日本料理もなかなか面白いですが、日本人料理長を採用し、かなり本格的な店もあります。マクドナルドは少し日本より安い程度で、大きく変わりません。また、スターバックスも至る所に出店しておりますが、日本よりも高い商品もあります。せっかく中国に行くのであれば、お値打ちの中華料理を色々と試すのが得策ですね。

言語

海外旅行に行った際に、街中で看板を見たものの、何を売っている店か分からないといった経験はありませんでしょうか。英語なら良いですが、フランス語やドイツ語、韓国語もそうですね。ところが中国は、漢字で書かれているため、何となく分かります。現在中国大陸では、言語能力を、教育の行き届いていない田舎や少数民族を含め浸透させるべく、簡体字という簡易化された漢字を使っています。そのため、漢字によっては普段目にするものと違いますが、よくよく眺めると、解読できるかもしれません。歩きながら、何屋なのかを予想してみても楽しいかもしれません。漢字を目にできるのは、初めて訪問する場所では心強いですよね。

治安

時に中国は、日本以上に安全かも⁉と感じるのは、私ばかりではないと思います。ある意味で皮肉ですが、中国政府が人民管理を徹底しているためか、至る所にカメラが設置されています。監視社会が徹底されているため、歩いていて威勢の良い人に絡まれるということもありません。空港から地下鉄まで、荷物検査もあり、ある意味物騒なものを持っている人が選別されます。身分証がなければ、高速鉄道(新幹線)のチケットも買えず、都市をまたぐ移動も制約が出ます。夜遅くに歩いていても、身の危険を感じたことはありませんでした。少なくとも北京や上海などの大都市では治安は良いですね。

なお、中国は広いため、エリア性はあるのかもしれません。最低限の注意は払いつつ、是非夜まで満喫してください。

航空機

日本と中国を結ぶ国際線は、ANA、JAL、Peach、Jetstar、中国国際航空、深圳航空、中国東方航空、上海航空、中国南方航空、海南航空、北京首都航空、四川航空、吉祥航空、春秋航空、天津航空等があり、ご覧の通り非常に豊富です。

また、ANAの就航都市は、北京、上海、広州のほか、瀋陽、大連、青島、杭州、アモイ、成都、武漢とネットワークが充実しており、中国路線に力を入れていることが伺えます。JALも、北京、上海、広州のほか、大連、天津路線があり、中国東方航空との提携戦略を進めております。

就航する航空会社が多く、また各社路線が豊富ということは、競争が激しいことを意味します。タイミング次第では安い航空券も取得できますし、ツアーもたくさん販売されておりますので、旅行先としても選びやすいですね。中国系航空会社のご飯が良くないなどの話もありましたが、だいぶ改善されていると思います。男性のCAが各便に搭乗しており、これは日系との違いを感じる点です。日系とのコードシェア便もありますし、安全面での懸念もありませんので、一度試してみてはいかがでしょうか。

ホテル

中国政府は、各都市開発を加速し、税収を高めるために、住宅を建築するよりも、オフィスや商業施設、ホテルの建築を積極的に進めた時期がありました。それもあり、大都市ではたくさんのホテル向けの箱が作られ、複数の欧米系の優良ホテル運営会社も入居しております。予約状況に応じて、価格が大きく変動しますが、特に週末などのビジネス客が少ないタイミングは、非常に安く泊まれることもあります。

3000円台のリーズナブルなホテルもたくさんありますが、当ブログでは、家族でも宿泊できそうな、上流から中流ホテルをお得に泊まる視点で紹介できればと思います。

いかがでしたでしょうか。日本からも近く観光資源の豊富な先、中国。大都市で新しさを見つけたり、世界遺産を巡り歴史を振り返ったり、また、辛い食べ物に挑戦するなどのグルメも良いですね。皆様も、航空路線もたくさんある物価の安い中国に、足を運んでみませんか。

別途お届けしますが、ホテルのラウンジで、ゆったりとくつろぐ週末旅などもお勧めです。値段のイメージなども含め、順次アップしますので、是非チェックしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました