おすすめポイント 中国各都市に展開し選択の幅も豊富 施設も充実しサービスも良好 マリオットのポイントも日系航空会社マイルと連動可能 値段も日本よりもだいぶリーズナブル 利用しない手はありません!
様々な中国各地の宿泊記をお届けしていく予定です。マリオットや、その他ホテルチェーン等にも宿泊しますが、ホテルプログラムの充実からも、マリオットホテル系の比率が高くなります。では、なぜマリオットホテルが良いのか、どこに魅力があるのか、そもそも「中国のマリオットとは」について、少し触れさせていただきます。
マリオットについて
大型ホテルチェーンであったスターウッドプリファードゲスト(Spg)を買収し、世界で最も多くの国に進出する世界最大規模のホテルグループ、それがマリオットインターナショナル(Marriott International)です。
130か国に展開、6700軒のホテルを運営、ラグジュアリーからビジネスホテルに近いブランドまで、様々な形態で展開するのも、選択余地も多く使い勝手が良いですね。
主要なブランド
〇最高級クラス:ラグジュアリー ザ・リッツ・カールトン セントレジス JWマリオット リッツ・カールトン・リザーブ ラグジュアリーコレクション Wホテル エディション・ホテル
〇高級クラス:プレミアム マリオット シェラトン マリオット・バケーション・クラブ デルタ・ホテル ルメリディアン ウェスティン ルネッサンス・ホテル ゲイロード・ホテル
〇中級クラス:ディスティンクティブセレクト ACホテル アロフトホテル モクシー・ホテル
中国展開状況
開業前を含めると、中国エリアのホテルは350軒を超え、更なる拡大計画もある模様で、外資ホテルチェーンの中でも、特に中国に力を入れているブランドです。利用者にとっては、安心して利用できる質の高いサービスが、様々なシーンで期待できます。
それぞれのエリアで開業直前や郊外を含む数字にはなりますが、北京エリアで22軒、上海エリアで54軒、広州エリアで27軒、成都エリアで9軒、西安エリアで10軒、武漢エリアで4軒、天津エリアで10軒、大連エリアで2軒、青島エリアで10軒、杭州エリアで15軒となっております。
主要都市では、市内の観光にもビジネスにも便利なエリアにラグジュアリーホテルがあり、少し離れたエリアに中高級ブランド、ビジネスホテル的な利用を想定したホテルも点在するなど、選択の幅が豊富です。また、郊外などの自然環境豊かな場所では、ラグジュアリーなリゾートホテルも展開されております。
マリオットポイントの価値
宿泊した際に、1ドル当たり10ポイント(一部レジデンシャルタイプなどで5ポイント)がたまります。
ポイントは、ホテルの無料宿泊としても使えますし、航空会社のマイレージと交換することも可能です。提携している航空会社が40社を超え、選択の余地も豊富です。ANA、JALともに交換が可能です。
このポイントが優れているのが、有効期間が2年間で、その間にポイントの獲得や交換があれば、期間が延長されるため、実質的に有効期限がない状態を作れます。クレジットカードなどもありますが、ここでは年会費もかからない、一般のポイントカードを想定します。直接各ホテルで発行してもらえますし、私も中国のホテルで発行してもらいました。お手軽ですね(マリオットのポイントをためる際には、直接マリオットのサイトから予約するため、ツアーなどでは適用されない可能性もありますので、確認が必要です)。
ANA、JALマイルに交換した場合
JAL、ANAマイルともに、マリオットの3ポイントが1マイルとして交換でき、3000ポイントより交換可能です。なお、60000ポイントを交換すると、5000マイルを進呈するサービスがあるため、25000マイルを得られます。
1ドルを100円とすると、60万円の宿泊費で6万ポイントを獲得。仮に1泊2万円(2名分)だと、30回の宿泊で、2.5万マイルが得られることとなります。1回の宿泊で、マイルが833マイル貯まるレベルに相当します。これって、マイラーにとっては非常に貴重なマイル獲得機会ですね。
無料宿泊としても使え、カテゴリーによって必要ポイント数も変わります。個人的なおすすめは、ポイントの有効期限を延ばしやすいため、長期保有でこつこつとポイントをため、将来マイルに交換するパターンです。
後記
中国でも非常に利用しやすい、マリオットの魅力について、触れさせていただきました。今後、マリオットのみに留まりませんが、具体的な宿泊記などもお伝えしていきます。快適なご旅行の一助になれば何よりです。
また、ほとんどの方はご興味もないかもしれませんが、マリオットの上位ステータスを狙う、プラチナチャレンジをされる方もいるかもしれません。中国は、お値打ちのホテルもまとまってありますので、最適なチャレンジエリアです。検討してみてはいかがでしょうか。